離乳食が市販ばかりでも問題ない3つの理由｜市販品のメリットデメリットを解説

こんな疑問を解決します。

赤ちゃんの月齢が上がると始まる離乳食ですが、「手作りする時間がないので全て市販品にしたい。」と考える方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、離乳食が全て市販品でも子どもの発育や発達に影響はないと言えます。

この記事では市販の離乳食ばかりでも問題ない理由や市販の離乳食のメリット・デメリット、おすすめの離乳食を紹介しています。

「離乳食を全て市販品にしても問題ない？」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

市販の離乳食ばかりでも全く問題ない理由

市販の離乳食ばかりでも全く問題ない理由は以下の3つ。

1つずつ解説します。

時間は有限だから

時間は有限なので離乳食作りばかりに時間をかけていられません。

仕事や家事、他の兄弟姉妹のお世話など他にたくさんやることがあるにも関わらず、手作り離乳食に何時間もかけることが本当にコスパがよいのか、疑問に思ったことはありませんか？

たしかに、大人の食材を使って離乳食を作ればほとんどお金はかかりませんが、時間と労力をお金に換算すると意外と高くついてしまいます。

考え方にもよりますが、仕事家事育児とやることがたくさんある中で手間のかかる離乳食ばかりに時間を割くのは効率が悪いのではないでしょうか。

手作り＝愛情ではないから

手作り離乳食＝愛情たっぷり、市販品＝愛情なしというワケではありません。

せっかくの手作り離乳食でも、調理に集中し赤ちゃんの要求を無視したり、疲れ果ててしまいイライラしながら食べさせていては本末転倒です。

市販品を使うことでママに心の余裕ができ、赤ちゃんとの食事を楽しめるなら、手作りか市販品かにこだわる必要はないのではないでしょうか。

市販品のクオリティが高いから

近年の離乳食はクオリティがとても高く、大人が食べてもおいしい！と感じるほどの商品が多数販売されています。

• カインデスト
• ファーストスプーン

野菜の甘みがギュッと詰まっており、うちの子どももパクパク食べてくれました。

手作り品は毎回のできあがりにムラが出たりするので、一定した品質を保てる市販品の方がクオリティは高いと言えるでしょう。

市販の離乳食ばかり使うデメリット3つ

市販の離乳食ばかり使うデメリットは以下の3つです。

食費がかさむ

市販の離乳食は食費がかさみます。

離乳食を始めたばかりは数口しか食べないので市販品でもコスパは良いのですが、大きくなり食べる量が増えたときが問題。

1パックでは足りず、2パック食べたりすると手作りよりも食費がかかってしまいます。

添加物の摂取量が増える

離乳食は7〜8ヶ月頃になると、ただの野菜ペーストから大人と同じような『料理』に近付いてきますが、市販品では使われる添加物も増えてきます。

添加物は食品を一定の品質に保つ効果があり、安全性も問題ないとはいえ、毎日食べるものの中に入っていたら心配になりますよね。

添加物が気になる場合は手作りするか、価格はやや高めになりますが、添加の市販品を使うと良いでしょう。

たまに作った手作り離乳食を食べてくれないことがある

普段から市販の離乳食ばかり食べていると、手作りの離乳食を食べてくれないことがあります。

市販品の離乳食は7ヶ月頃から、ほんのり味付けをしている商品が多く、赤ちゃんにとっては素材だけの味ではない「おいしい」味。

市販品に食べ慣れていると手作りの離乳食では物足りなくなっている可能性があるため、「離乳食中期ごろから手作りも取り入れたい」と考えているなら、市販品3：手作り7の割合で与え、手作り品の味を忘れさせないようにすると良いでしょう。

市販の離乳食を使うメリット5つ

市販の離乳食を使うメリットは5つです。

保存がきく

市販の離乳食は保存がききます。

手作りの離乳食は冷凍しても1～2週間ほどしかもたないのに比べ、瓶やレトルトパウチのものは未開封なら6ヶ月から約1年は保存できるので、非常食として備えておくことも可能。

長期間保存しておける市販の離乳食は毎日の食事にから非常時まで幅広く使えるため、使い勝手が良いといえます。

持ち運びしやすい

市販の離乳食には以下のタイプがあります。

フリーズドライはお湯や食器はは必要なものの、非常に軽く外出先に持ち運びやすいのが特徴。

一方、瓶やレトルトパウチは若干の重さはありますが、そのまま食べさせることができるため、外出先ではフリーズドライよりも使いやすいです。

それぞれメリット・デメリットはあるので、場面で使いやすい離乳食を選ぶと良いでしょう。

常に品質が一定

市販の離乳食は管理された工場で作られているので常に一定の品質が保たれています。

一方、手作り品は食材の状態から気温、湿度、調理者の体調など様々な面で一定の品質を保つことが難しく、保存状態も場所によって変わってきます。

安定した品質＝安心とも言えるので、市販品は安心して利用することができます。

月齢相応の硬さ・大きさになっている

市販品は月齢に合った硬さや大きさに調理されているので、開封すればそのまま与えられます。

離乳食本を見て自分で作ってみても、実際に赤ちゃんが食べやすい硬さや大きさ、とろみ具合がよく分からないというママも。

市販品は月齢に合った硬さ・大きさに調理されており、自分で手作りする際の参考にもなるので、月齢に合った離乳食の形状がよく分からない人は一度、市販の離乳食を購入してみるのがおすすめです。

親に時間の余裕ができる

市販の離乳食を使えば1から手作りする必要がないので、親に時間の余裕を作ることが可能。

手作り離乳食は、食材選び、栄養バランスの検討、さらに調理の手間がかかります。

特に離乳食初期や中期の段階では、食材を細かく切ったり潰したりする工程が必要で、使用する食材が増えてくると相当な時間を取られてしまいます。

市販の離乳食を使うことで、親は「調理・準備・片付け」に費やす時間を大幅に削減でき、子どもにしっかりと向き合うことができるでしょう。

市販でも積極的に食べさせたい離乳食7選

知っておくと便利な離乳食メーカー7つを紹介します。

上記の中ではコープがお手頃価格で使いやすいです。

では、1つずつ紹介していきます。

コープデリ

手頃な価格の離乳食を探しているならコープがおすすめ。

離乳食初期から長期にわたり食べていく白粥が冷凍キューブになっていたり、納豆ペーストがあったりとママの時短に役立つ商品が多数。

また、コープには「離乳食ってなにすればいいの？」な人も安心のガイドブック付きスタートセットがあり、離乳食を始めて3週間は完全サポートしてくれるので安心して離乳食を開始できます。

カインデスト

食べられる食材を増やしたいならカインデストがおすすめ。

他の離乳食メーカーではなかなか見られない、キャベツやズッキーニペーストがあり、献立のバリエーションを増やすことができます。

カインデストは取り扱っている食材が多いので、保育園などの未食チェック表を埋めたい人はぜひ利用してみてください。

ファーストスプーン

国産食材で作られた冷凍タイプの離乳食・幼児食を求めるならファーストスプーンが良いでしょう。

キューブタイプで小分けされているため、子どもの食べる量に合わせて解凍でき、ムダがありません。

メニューも多く、子どもの好みに合わせやすいのもポイントです。

キューピー

ドラッグストアで売っている離乳食のなかで、離乳食初期から食べられるお粥と野菜ピューレを販売している唯一のメーカーがキューピーです。

ペースト野菜の種類が少なかったり、初期でも食べる量の多い子には向いていませんが、価格も高くなく、どこでも手に入れやすい点がメリットと言えます。

和光堂

ドラッグストアで買え、価格も安い離乳食といえば和光堂。

5～6ヶ月向きの野菜ペーストは販売していませんが、7〜8ヶ月以降の離乳食は数多く販売されています。

主食と主菜が1つずつセットになっており、スプーンも付いているので外出時の離乳食にかなり便利な商品です。

リトルワンズ

完全国産食材の離乳食を求めているならリトルワンズが良いでしょう。

レトルトパウチで常温で保存できるため、外出時にも使いやすいです。

『にんじんおじや』や『さつまいもおじや』など、赤ちゃんが食べやすいよう工夫されている点も親としてはありがたいポイント。

アカチャンホンポでの取り扱いもあり、実店舗で購入で確かめながら購入することができる点も◎です。

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味千汐路

味千汐路も完全国産食材を使った食品添加物無添加の離乳食です。

味千汐路は有機JAS認定工場資格を受けており、徹底した管理のもとオーガニック製品の製造が行われています。

生産からこだわった食品を口にさせたい方に味千汐路の離乳食は向いていると言えるでしょう。

⇒Amazonで味千汐路の口コミを確認する

離乳食が市販ばかりでも問題ない3つの理由まとめ

離乳食は手作りが一番良いと思いがちですが、完成するまでの工程が多く、作っているうちに嫌になってしまうこともしばしば。

離乳食を作ることに疲れてしまい、ただ子どもに食事をあげるだけになってしまっては、ママも子どもも食事の時間がつまらなくなってしまいます。

市販の離乳食にも国産食材を使用し、無添加の商品はあるので、品質の高い食事を子どもに与えたい方でも安心して使うことができるのではないでしょうか。