- 作ってもどうせ食べてくれない
- 疲れていてキッチンに立つのもしんどい
- 大人と子どものおかずを分けて作ると手間が2倍で面倒
- 栄養バランスを考えて毎食違ったメニューを考えられない
こんな悩みがあり、「子どものご飯を作りたくない!」とさじを投げたくなるときってありますよね。
結論から言うと、作りたくない時期は外部の力を頼りましょう。
とはいえ、「そんなこと言ったって365日作りたくないのは変わらないし、お金もかかるから無理。」という方もいると思います。
全て惣菜や幼児食に頼るのが難しい場合は、1品でもいいのでカンタンなメニューを手作りすると罪悪感もなくなります。
この記事では、「子どものご飯を作りたくない」を乗り切る方法やご飯作るのが面倒くさくてもカンタンに出せる献立などを紹介しています。
「子どものご飯作りたくない」を乗り切る方法7つ
「子どものご飯を作りたくない」時期を乗り切る方法を紹介します。
自分で作らない限りは、どれも外部の力を頼ることになってしまいますが、自分に合った方法を取り入れてみてください。
宅配幼児食を利用する
宅配幼児食サービスを利用すれば、栄養バランスを考慮した食事を手間をかけずに子どもに食べさせることができます。
宅配幼児食は基本的に冷凍されているため、保存しておけばいつでもすきなタイミングで食べさせることが可能。
解凍時間はレンジで3~4分ほどで調理の手間がないのはもちろん、プロが作るメニューなので味や栄養バランスに偏りがなく、安心して与えられます。
お惣菜やテイクアウトを買う
スーパーやデパートで購入できるお惣菜や、飲食店でテイクアウトを利用するのも便利です。
最近はお惣菜に力を入れているスーパーも多数あり、おいしくて安価な惣菜を手に入れられます。
買ってくる手間はありますが、サラダや揚げ物、煮物などバリエーションが豊富で栄養バランスが比較的とりやすいのがメリットです。
フードデリバリーを利用する
近年はアプリで簡単にフードデリバリーが注文できるため、利用している方もいるのではないでしょうか。
便利なフードデリバリーですが、都心部を離れると登録店舗数が少なかったり、配達範囲外だったりすることも。
筆者の地域も配達してくれるお店は限られており、選べません。
いわゆる『田舎』に住んでいる方にはフードデリバリーは現実的ではない場合もあります。
冷凍食品やレトルト食品を使う
冷凍食品やレトルト食品も進化をしていて、野菜が豊富だったり、栄養バランスが考えられていたりと、幼児食としても使いやすい商品が多数販売されています。
中でもおすすめしたいのが、コープの冷凍食品。
国産食材を使用している商品が多く、食品の安全に気をつけたい幼児期でも使いやすいのが特徴です。
カット野菜でも国産のものが使われているため、気になる方は『お試し』してみてはどうでしょうか。
ミールキットを利用する
必要な食材とレシピがセットになったミールキットを使うと、献立を考える手間が省けます。
ワタミが展開するPAKUMOGUは幼児食に特化したミールキットで、幼稚園から小学生の子どもたちがメニューを監修しています。
調理の手間はありますが、新鮮な食材を食べる直前に調理するので、栄養素を損なわずにできたての料理を味わうことができる点は大きなメリットと言えるでしょう。
つくりおき惣菜を定期購入する
最近では『つくりおき惣菜』を定期配送してくれるサービスが充実しています。
週に1回、3〜4日分の主菜と副菜のセットが冷蔵で自宅に届き、食べるときは必要に応じて温めるだけでOK。
保存料などは無添加なものが多いため、子どもも安心して食べることができます。
外食する
外食の日を定期的に設け、「特別な家族イベント」として設定するのも一案です。
例えば、月に一度は家族でお気に入りのレストランに行く日を作ることで、子どもにとっても楽しみな時間になります。
家族全員がリラックスして過ごせる特別な時間として、外食をポジティブに位置付けることができます。
子どものご飯作りたくない日に役立つ事前準備3つ
子どものご飯を作りたくない日には以下のような事前準備をしておくと、未来の自分を助けられます。
日頃からスキマ時間にレシピを集めておくと、上記がスムーズに進みます。
作り置きしておく
平日やり過ごせる程度の『作り置き』をしておくと、忙しかったり疲れていてもすぐに食事の準備ができます。
週末や時間がある日に作っておきましょう。
とくに野菜の作り置きを用意しておけば、時間がないときは肉を炒めたり魚を焼くだけで済むため、食事準備が非常にラクになります。
簡単に作れる料理のレシピを集めておく
調理が簡単で、子どもも喜ぶレシピを事前に集めておくといざというときに便利です。
少ない材料で短時間で作れるレシピや、一つの鍋や電子レンジで完結する料理などは重宝します。
子どもが「絶対食べる」鉄板メニューだと尚良し。
レシピを集めたら、すぐに参照できるようにキッチンにメモを貼ったり、スマホにリストを保存したりしておきましょう。
すぐに食べられるものをストックしておく
手軽に食べられる食品を常にストックしておくことで、どうしても料理をする気が起きない時に助けられます。
例えば、冷凍のピザやうどん、レトルトカレー、インスタントラーメン、缶詰の魚や豆類、シリアルなどは、手間をかけずに食事が用意できるので便利。
また、野菜や果物のカット済みパックを冷凍庫にストックしておけば、いちいち下処理をしなくても良いため栄養バランスのとれた食事を手軽に作れます。
子どものご飯作りたくない!考えなくていい子ども用メニュー3選
子どものご飯を作りたくないときは以下のような組み合わせを自分の中で決めておけば、『用意して出す』作業だけで良いので精神的な負担が軽くなります。
解説していきます。
ご飯+ほぐし鮭+コロッケ+味噌汁
ご飯は炊き、冷凍しておきましょう。
塩鮭を焼いてもよいですが、さらに手軽にビン詰めの『ほぐし鮭』を使うとラク。
子どもの食いつきが良いコロッケは冷凍をチンし、味噌汁のみ手作りで。
味噌汁を作る余裕もないときは、インスタントを使ってしまいましょう。
具は何でも良いですが、わかめを選ぶと食物繊維の多い海藻類が取れて良いです。
パン(パンケーキ)+野菜ジュース+果物+ヨーグルト
パン好きな子や朝におすすめのメニューです。
パンやパンケーキは常温や冷蔵で保存しておけるので買い置きしている家庭も多いのではないでしょうか。
本来ならしっかりと野菜を食べてもらいたいですが、難しい場合は野菜ジュースや果物でミネラル・ビタミンを補いましょう。
たんぱく質はパッと出せるヨーグルトや牛乳で。
ヨーグルトにフルーツをプラスし、フルーツヨーグルトにしても子どもは喜びます。
脂質が少なめなので、パンにバターを使ってあげると良いでしょう。
冷凍わかめうどん+唐揚げ+果物
子どもの食いつきが良いうどんに唐揚げの組み合わせ。
うどんの中身は子どもが食べるなら、かまぼこでも揚げ玉でもなんでもOK。
たんぱく質は唐揚げで、ミネラル・ビタミンは果物でとれると良いです。
うどんを作るのが面倒くさいなら、モグモのチンするだけで完成する『五島うどん』がおすすめです。
子どものご飯を作りたくないことは悪いことではない
365日、1日3回も食事の用意をしていると、子どものご飯をつくりたくない!と思ってしまうこともあります。
ましてや、出しても食べてくれるか分からない食事の準備は気も重くなるのは当然のこと。
子どものご飯を作りたくないときは以下のことを意識してみてください。
子どものご飯を作りたくない自分を責めずに、できる範囲で対応することで、心の余裕を保てるのではないでしょうか。
ご飯を作りたくないときは無理に作らない
疲れていたり気分が乗らないときには無理にご飯を作らず、簡単に済ませることも大切です。
無理をして料理を作ろうとするとストレスが溜まり、かえって家族全員の雰囲気が悪くなることも。
テイクアウトや冷凍の幼児食を利用したり、家族で外食に出かけるなどして、自分を労わりましょう。
栄養バランスを気にしすぎない
ご飯を作りたくないときでも子どものご飯の栄養バランスが気になってしまいがちですが、「今日はこのくらいで十分」と割り切ることも時には必要です。
栄養バランスは長期的に整えることができれば良いので、時にはシンプルな食事でも大丈夫。
毎食すべてを完璧にするのではなく、週全体でバランスが取れていれば問題ありません。
お腹が満たされて眠れればOK
最も重要なのは、子どもが満足して眠れることです。
お腹が満たされれば、栄養価の高い食事でなくてもその日は十分。
子どもが無理せず食べられるもの食べ、楽しい食事の時間を家族と過ごし、ぐっすり眠れれば、それだけで十分に良い一日と言えるでしょう。